2015年4月29日水曜日

1週間筋トレメニューを休むと筋肉は落ちるのか?

今日は僕の経験から、1週間程度筋トレを休んだ場合、筋肉は落ちるのかどうかについて書いていきます。


早い人だともうゴールデンウィークみたいですね。
ゴールデンウィークになると旅行や帰省で筋トレが出来ない人も結構多いと思いますが、そうなると筋トレを休んで筋肉が落ちないかどうかですよね。


僕は自宅での筋トレを2年間していますが、ゴールデンウィーク、お盆、年末年始と行った大型連休では筋トレも休んでいます。
大体1週間程度の休みですね。

今回のゴールデンウィークで考えると、僕の筋トレメニューでは今週の金曜日から再来週の月曜日までの10日間筋トレをしないわけですね。

それでは10日間筋トレをしないと筋肉が落ちるかどうかについて、さっそく結論を書いてしまうと・・・

筋肉は落ちてしまいます。
正確に説明すると、筋肉は落ちていませんが、神経系が弱くなってしまい筋力が落ちてしまいます。


「筋肉が落ちる」とか、「神経系が弱くなる」、「筋力が落ちる」といきなり言われてもわからない方もいると思いますので、まずは「筋肉」と「筋力」について説明します。

筋肉: 体を動かすための組織
筋力: 筋肉が出す力

筋力は筋肉が出す力のため、当然、筋肉の量に比例します。
ただ、筋力には筋肉の量以外にも大事な要素があり、それが神経系と言われるものです。

また、「神経系」という言葉が出てきましたね。
神経系はわからない方が多いと思いますので、ちょっと詳しく説明します。

神経系とは、自分の筋肉量の何%使うことができるかを決めるものです。
つまり神経系が発達していると、同じ筋肉量でもより多くの筋力を出すことができるわけです。

これだけ書いてもうまく伝わりませんよね。
わかりやすく説明するために、筋肉と筋力、神経系を数値化して説明します。

仮に筋肉が100の人が、AさんとBさんの2人いたとします。
Aさんは神経系が発達し、筋肉を100%使うことができたとします。
(実際には筋肉を100%使うことができる人がいるかわかりませんが仮の話です。)
そうなると、この人は筋肉100を100%の力で使うことができるので筋力100ということになります。
Bさんは神経系が発達していなく、筋肉を50%しか使うことができません。
すると、この人は筋肉100を50%の力でしか使うことができないので筋力50ということになります。
AさんとBさんは同じ筋肉量でも、筋力として発揮される力が違うのがわかりますね。
筋肉量の何%使うことができるかを決める要素が神経系ということです。
そして神経系が発達している人ほど、同じ筋肉量でもより多くの筋力が出せるという訳です。

なんとなくでも「筋肉」と「筋力」、「神経系」がわかってもらえましたかね?


なぜ「筋肉」と「筋力」、「神経系」について、ここまで詳しく説明したかというと、筋肉が落ちる過程を理解してもらいたかったからです。

筋肉が落ちる過程は次の通りです。

1. 筋力が落ちる(神経系が弱くなる)
2. 筋肉が落ちる(筋肉量が減る)


最初に筋力が落ち、次に筋肉が落ちていく訳ですね。



さあ、では話を戻しましょうか。
1週間筋トレのメニューを休んだら筋肉が落ちるのか・・・
結論は冒頭でも書きましたが、「筋力が落ちる」というわけです。


実際に僕の場合に当てはめて説明すると、筋トレを10日間近く休んだ後に筋トレを再開すると、次のようになっていました。

・ダンベルベンチ30kg×2で10回出来ていたのが7回しかできなくなっていた
・加重10kg懸垂10回出来ていたのが7回しかできなくなっていた

こんな感じです。

 「大したことないじゃん!」

と感じる方も多いでしょうね。(笑)

実際、この程度の筋力低下であれば大体1、2週間筋トレをすると元の筋力に戻ります。
正直1週間筋トレのメニューを休んだくらいであれば、元の筋力に戻るのも早いということですね。

冒頭で「1週間筋トレを休むと筋肉が落ちる」なんて脅してすみません。(笑)


でも、確かに元の筋力に戻るのは早いかもしれませんが、筋トレを1週間休んだだけで筋力が落ちるということは、筋トレは継続してこそ意味があるということでしょう。
よくマッチョの人が言っていますが、「筋肉はうそをつかない」という訳ですね。(笑)
頑張れば頑張るほど筋肉は付きますし、さぼればその分筋肉が落ちる訳です。


筋トレ1週間休んだだけで筋力が落ちるなら、1か月休めばどれくらい筋肉が落ちるのか・・・

想像するだけで怖いですね。
まあ一回付いた筋肉が落ちなかったら、確実にもう筋トレは続いていなかったのでしょうが(笑)


さてさて、ここまで読んでもらえると、1週間筋トレを休むと筋力が落ちるということがわかってもらえたと思います。

 「それなのにお前は筋トレ休むのかよ!!」

と思われそうですが、たまには息抜きで筋トレを休む期間を作った方が、気持ちもリフレッシュされ、より筋トレを継続できるかと思います。
元の筋力に戻るのもそれほど時間がかかる訳ではないですしね。
1週間程度の筋トレ休暇であれば、びくびくせずにしっかり休みましょう。
ただ筋トレを1週間休んだことで、さぼり癖がつかないように注意してくださいね。


では、みなさんよい休暇を過ごしましょう!!

スポンサードリンク

0 件のコメント:

コメントを投稿